【203】 大相撲の八百長問題(2011年3月7日) (高松市 ピーター、高木誠司)
(高松市 ピーター)
間違いなく世の中が知りたい質問だと思いますが、日本相撲協会の改革案を都村さんが策定するならどんな案を作られるのか、ご教授くださいませ。
(高木誠司)
今回の大相撲の八百長問題について、この八百長問題が明るみに出た経緯についての質問です。大相撲の八百長は道義的には許せないことかもしれませんが、少なくとも違法行為ではないはずです。それを別件の違法行為(野球賭博)で押収した携帯電話から発見して、その内容を文科省やマスコミ(毎日新聞)にリークするということは、警察の明確な違法行為ではないのでしょうか? 中野寛成国家公安委員長は「公益性を考えて情報提供をした」と言ったそうですが、そんなことが許されるなら、時の政府や警察等の国家権力が自分たちの気に入らない者の携帯電話を別件の捜査名目で押収して、そこからスキャンダルにつながりそうな情報を探してマスコミにリークして世間を大騒ぎさせて本人をつぶし、「公益性や社会正義のためだ」と開き直ることが許される、ということになるのではないでしょうか? 私は正直に言って、今回の情報の流れの経緯に対し、背筋が寒くなるような思いを持っています。都村さんのご意見をお聞かせください。
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