【212】 原発事故の分析(2)(2011年6月10日) (市川市 匿名希望)
東電の原発事故について、色々な情報が錯綜して何を信じて良いのかが分からないので、質問させて頂きます。
第一に、2011.5/27に東電第一原発所吉田昌郎所長は、実は、政府の指示に従わずに海水を注入し続けたと新聞報道されております。しかし、それでも建屋が水素爆発により吹っ飛びました。これは原子炉の構造そのものに原因があって起こったのでしょうか。それとも手遅れだっただけなのでしょうか。それとも偽証なのでしょうか。
また、原子力安全委員会や原子力保安院の組織改革が必要であると思います。理由は、斑目原子力安全委員長は、メルトダウンは早い段階で知っていたと発言していながら、国民には知らせていないというご自身の役目を認識していない人が権限だけは持っているが責任は取らない現在の制度に疑問を感じます。また、マスコミも体制そのものに切り込まないように思います。
今後、エネルギー政策として、原発の維持管理、安全を確保する組織はどのように再構築したら良いのでしょうか。現在の公務員制度のままでは、他の省庁のように、大臣が変わればまた戻ってくる、このような事のないような組織づくり制度作りも同時に期待したいのですが、公務員改革も含めてあるべき姿の回答をお願い致します。