【346】 スポーツクラブビジネスの可能性(2014年9月20日) (大阪市 会社役員)
初めまして。私は今、大手企業で新規事業の企画を担当していることもあって、特にこれまでのNOVAや穴吹工務店、コトデンそごう〜天満屋などの倒産や撤退したビジネスの解説を興味深く読ませていただきました。そこで一つ、都村さんの見解をお聞かせいただきたい業種があります。それは、近年全国に店舗数を増やしている「スポーツクラブ」のビジネスです。私は自ら大阪市内のスポーツクラブの会員にもなっているのですが、いつ行っても満員御礼状態で、健康ブームやダイエットブームに乗って今後も安定的に伸びていく業種ではないかと思っています。ただ、コナミを初めとする競合がすでにかなりのマーケットを押さえている現状で、新規参入してどれくらいの勝算があるのかがどうもつかめない。投資とリターンの粗い計算をしてみたのですが、都村さんのよく言われる「DCF8%」という基準で考えると、予想外に厳しい感じがするのです。スポーツクラブのビジネスについて都村さんはどういうふうに捉えられているのか、ぜひお聞かせください。
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