【436】 高齢者の生き方への雑感(2017年2月10日) (兵庫県 会社役員)
今年3月で定年退職を迎える65歳の中小企業の会社役員です。4月からは特に何をするという計画もなく、幸いなことに少々残った蓄えと年金を支えに老夫婦でのんびり暮らそうと思っているのですが、5年ほど前からこのQ&Aを読み始めて、自分が「子孫に1000兆円もの借金を残した犯人」の一人だと思うと、人生の最後に何かすべきものがあるのではないかと思い始めています。しかし、それが何なのかが見つからない。以前、都村さんは「自分の子供には自分たちの世代が作った借金を1人1000万円ずつ返して、あとは全部自分で使う」とおっしゃられていましたが、さすがに私はそこまでの財力もなく、今からビジネスを興して地域に貢献しようという馬力もなく、結局、お金を使って消費に貢献して、なるべく病院に行かずに暮らすことくらいしかないのかと(笑)・・・。もちろん、老後の過ごし方は人それぞれであることは十分承知していますので、個人的参考のために、
(1)都村さんはどういうお考えで老後を過ごしていらっしゃるのでしょうか?
(2)近年、老後の生き方指南のような本がずいぶん出ていますが、都村さんは高齢者の生き方に対して何かご意見をお持ちでしょうか?
の2点についてお聞かせ頂ければ幸いです。下世話な質問で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。
「このコラムの見出しは以下の通りです(全文:約 7500 字)」